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”ウサギ小屋”に観た豊かな暮らし


戦後復興を目指し大量に供給された国内の住宅事情は後に、海外から“ウサギ小屋”と酷評され、国民の多くがアメリカ映画にでてくる広々としたリビング生活に夢を抱いた。その後、豊かになると、郊外の庭付き一戸建てを買い求め、都心部では高層マンションに人気が集まり、IKEAの家具が飛ぶように売れている。

ところが昨今、巨大な家を建築し、ローンを返すために働き続けるという生活形態に疑問を感じている人が増え、無駄のないシンプルな暮らし方が見直され始め、住宅事情に変化が生じている。皮肉にも、アメリカではリーマン・ショックをきっかけに数年前から『タイニーハウス』と呼ばれる「小さな家で豊かな暮らし」を実践する人々が増加し、日本でもじわじわと浸透しつつある。

タイニーハウス2筆者が暮らす大分市では、6坪の小さな戸建を供給する住宅会社が業績を伸ばし、中津市本耶馬溪町の元大工が手掛ける移動式タイニーハウスは出荷体制を拡大している。また未曾有の震災を経験した熊本では平家の戸建が好まれ、マンションの高層階は敬遠されていると聞く。「豊かな暮らし」への価値観の遷移である。


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